インストール
自分の OS を選んでください。入れたあと、入力ソース(キーボード)に Kanaemi を足すと使えます。
Apple シリコン(M1 以降)の Mac で使えます。Intel の Mac 向けはありません(Apple メニューの「この Mac について」の「チップ」に「Apple M1」などと出ていれば Apple シリコンです)。
Kanaemi v0.10.0 のインストーラーです。これまでの変更は リリースの履歴 にあります。
macOS に入れる
Section titled “macOS に入れる”-
Kanaemi-<版>.pkgを開き、インストーラーに従って入れる。はじめて開くときは警告が出て開けないので、下の「開けないとき」の手順で開く。 -
「システム設定 › キーボード › 入力ソース」の「編集…」を開き、「+」から「日本語」の下にある Kanaemi を足す。
一覧に出てこないときは、困ったとき を見てください。
-
メニューバーの入力メニューで Kanaemi を選ぶ。
Homebrew なら、1 の代わりに次を流します。この入れ方では警告が出ません。
brew install --cask kanaemi-app/tap/kanaemiインストーラーで入れた Kanaemi がすでにあると、Homebrew は止まります。そのときは --force を付けます(brew install --cask --force kanaemi-app/tap/kanaemi)。置き換わるのはアプリだけです。
Nix なら、1 の代わりに次を流します。<版> には リリース の版を入れます。組み立て済みのものを kanaemi.cachix.org から取ってくるので、手元でビルドしません。このキャッシュを使ってよいか Nix が尋ねたら、許してください。
nix build github:kanaemi-app/kanaemi/v<版>rm -rf ~/Library/Input\ Methods/Kanaemi.appcp -R result/Applications/Kanaemi.app ~/Library/Input\ Methods/chmod -R u+w ~/Library/Input\ Methods/Kanaemi.app新しくするときは、新しい版で同じものを流します。Nix で組み立てた Kanaemi はリリースの証明書で署名していないので、新しくするたびに 許可 をし直します。
開けないとき(「Apple は、マルウェアが含まれていないことを検証できませんでした」)
インストーラーが Apple の公証を受けていないため、macOS ははじめて開くときに止めます。
-
警告の画面で「完了」を押して閉じる。
-
「システム設定 › プライバシーとセキュリティ」の下のほうの「セキュリティ」で、
Kanaemi-<版>.pkgについての「このまま開く」を押す。 -
もう一度出る確認で「このまま開く」を押し、パスワードか Touch ID で許可する。
「このまま開く」は、警告が出てからしばらくしか出ません。見当たらなければ、もう一度 .pkg を開いて警告を出してから、システム設定を開き直します。
ターミナルなら、ダウンロードしたファイルの印を外してから開くこともできます。
xattr -d com.apple.quarantine ~/Downloads/Kanaemi-*.pkgmacOS の許可
Section titled “macOS の許可”次の機能を使うときだけ、「システム設定 › プライバシーとセキュリティ」で Kanaemi を許可します。
| 許可 | 要る機能 | 許可がないとき |
|---|---|---|
| アクセシビリティ | ふだんの置き換え・確定した候補を選び直す | 押したキーをそのままアプリに渡す |
| 入力監視 | 押さえたまま(SandS など) | 押さえたままに割り当てたキーは、いつも単独で押したものとして働く |
- 許可がないあいだは、入力メニューに許可の設定を開く項目が出ます。設定アプリ のキーバインドからも開けます。
- 許可の一覧に Kanaemi がなければ、
~/Library/Input Methods/Kanaemi.appを一覧にドラッグしてオンにします。設定アプリから許可の設定を開くと、この場所も Finder で開きます。 - どの版も同じ証明書で署名しているので、新しい版を入れても、たいてい許可は残ります。新しくしたあとに働かなくなったら、許可し直してください。
macOS から消す
Section titled “macOS から消す”入力ソースから Kanaemi を外し、~/Library/Input Methods/Kanaemi.app を消します。
rm -rf ~/Library/Input\ Methods/Kanaemi.appHomebrew で入れたときは、brew uninstall --cask kanaemi で消します。
Kanaemi v0.10.0 のインストーラーです。これまでの変更は リリースの履歴 にあります。
Windows でどれを選ぶか
Section titled “Windows でどれを選ぶか”ほとんどのパソコンは「Intel・AMD の CPU」です。Snapdragon などの Arm の CPU のパソコンだけ、「Arm の CPU」を選びます。
分からないときは、「設定 › システム › バージョン情報」の「システムの種類」を見ます。「x64 ベース プロセッサ」なら Intel・AMD、「ARM ベース プロセッサ」なら Arm です。
Windows に入れる
Section titled “Windows に入れる”-
.msiを開き、インストーラーに従って入れる。警告が出たら、下の「警告が出たとき」を見る。 -
「設定 › 時刻と言語 › 言語と地域」で日本語の「言語のオプション」を開き、「キーボードの追加」から Kanaemi を足す。
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タスクバーの入力インジケーター(Win+Space)で Kanaemi を選ぶ。
設定アプリは、スタートメニューの「かなえみ設定」から開けます。
警告が出たとき
インストーラーは Microsoft が確かめられる署名を受けていないため、Windows やブラウザーが警告を出すことがあります。
- 「Windows によって PC が保護されました」:「詳細情報」を押し、出てきた「実行」を押す。
- 「ユーザー アカウント制御」で発行元が「不明」:「はい」を押す。
- ブラウザー(Microsoft Edge など)がダウンロードを止めた:ダウンロードの一覧のそのファイルのメニューから「保存」や「保持する」を選ぶ。
Windows から消す
Section titled “Windows から消す”「設定 › アプリ」から Kanaemi をアンインストールします。
- IBus 用、Debian・Ubuntu、Arm の CPU(.deb)9.9 MB
- IBus 用、Fedora など、Arm の CPU(.rpm)10.1 MB
- IBus 用、Debian・Ubuntu、Intel・AMD の CPU(.deb)9.9 MB
- IBus 用、Fedora など、Intel・AMD の CPU(.rpm)10.2 MB
- Fcitx5 用、Debian・Ubuntu、Arm の CPU(.deb)8.8 MB
- Fcitx5 用、Fedora など、Arm の CPU(.rpm)9.0 MB
- Fcitx5 用、Debian・Ubuntu、Intel・AMD の CPU(.deb)8.7 MB
- Fcitx5 用、Fedora など、Intel・AMD の CPU(.rpm)9.0 MB
Kanaemi v0.10.0 のインストーラーです。これまでの変更は リリースの履歴 にあります。
Linux でどれを選ぶか
Section titled “Linux でどれを選ぶか”パッケージは、入力の仕組みと CPU で分かれています。
- 入力の仕組み:GNOME(Ubuntu や Fedora の標準)など IBus なら「IBus 用」、KDE Plasma など Fcitx5 なら「Fcitx5 用」。分からないときは
echo $XMODIFIERSを流し、@im=ibusなら IBus、@im=fcitxなら Fcitx5 です。 - CPU:
uname -mがx86_64なら「Intel・AMD の CPU」、aarch64なら「Arm の CPU」。
設定アプリは、どちらのパッケージにも入っています。両方を入れても、ぶつかりません。
Linux に入れる
Section titled “Linux に入れる”-
パッケージを入れる。
ターミナルウィンドウ # IBus 用:Debian・Ubuntusudo apt install ./ibus-kanaemi_*.deb# IBus 用:Fedora などsudo dnf install ./ibus-kanaemi-*.rpm# Fcitx5 用:Debian・Ubuntusudo apt install ./fcitx5-kanaemi_*.deb# Fcitx5 用:Fedora などsudo dnf install ./fcitx5-kanaemi-*.rpm -
入力ソースに Kanaemi を足す。
- IBus 用:GNOME なら、「設定 › キーボード › 入力ソース」の「+」から「日本語」の下にある Kanaemi を足す。ほかのデスクトップでは、IBus の設定(
ibus-setup)から足す。 - Fcitx5 用:Fcitx5 の設定(
fcitx5-configtool)の「入力メソッド」で、Kanaemi を右の一覧に足す。
- IBus 用:GNOME なら、「設定 › キーボード › 入力ソース」の「+」から「日本語」の下にある Kanaemi を足す。ほかのデスクトップでは、IBus の設定(
-
入力ソースを Kanaemi に切り替える。
NixOS に入れる
Section titled “NixOS に入れる”NixOS では、1 のパッケージの代わりに flake を使います。flake の inputs に kanaemi.url = "github:kanaemi-app/kanaemi/v<版>"; を足し(<版> は リリース の版)、使う入力の仕組みにパッケージを渡します。IBus 用と Fcitx5 用は同じパッケージです。組み立て済みのものを kanaemi.cachix.org から取ってくるよう、キャッシュも足します。
{ inputs, pkgs, ... }:let kanaemi = inputs.kanaemi.packages.${pkgs.stdenv.hostPlatform.system}.kanaemi;in{ i18n.inputMethod.ibus.engines = [ kanaemi ]; # IBus のとき i18n.inputMethod.fcitx5.addons = [ kanaemi ]; # Fcitx5 のとき nix.settings = { extra-substituters = [ "https://kanaemi.cachix.org" ]; extra-trusted-public-keys = [ "kanaemi.cachix.org-1:TIkDbHQ6HmPzHQBXdOVhLSTff2LiCWJOJhKdIUWC238=" ]; };}設定を反映したら、2 から続けます。新しくするときは、kanaemi.url の版を書き換えてから、flake の inputs を更新します(nix flake update kanaemi)。
Linux で気をつけること
Section titled “Linux で気をつけること”- X11 の GTK3 のアプリでは、GTK3 の入力モジュール(IBus なら
ibus-gtk3、Fcitx5 ならfcitx5-frontend-gtk3)がないと、キーが Kanaemi に届きません。 - Fcitx5 は、既定では左の Shift の単独押しを自分で取るので、そのままでは左の Shift で ABC モードになりません。変え方は 困ったとき にあります。
Linux から消す
Section titled “Linux から消す”入れたときと同じパッケージマネージャーで消します(sudo apt remove ibus-kanaemi や sudo apt remove fcitx5-kanaemi など)。NixOS では、設定からパッケージを外して反映します。
Kanaemi は辞書がなくても動きますが、変換しても候補が出ません。辞書を入れる に進んでください。
消しても残るもの
Section titled “消しても残るもの”Kanaemi を消しても、設定のフォルダ は残ります。設定や登録した語ごと消すときは、このフォルダも消してください。