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設定ファイル

設定は、設定のフォルダ の config.toml に書きます。設定アプリ で変えることも、エディタで直接書くこともできます。

Kanaemi は設定なしで使えるように作ってあります。変えたいところだけ書いてください。

config.toml がなければ、Kanaemi がひな形を作ります。ひな形には、書ける設定がすべて既定値のままコメントとして入っています。行頭の # を外した設定だけが有効になります。

# ABC モードとかなモードが切り替わったとき、カーソルの近くに「かな」「ABC」を短く出すか。
#mode_indicator = true
  • 書いていない設定は、既定値になります。
  • 読めない設定は飛ばして既定値を使い、そのことをログに残します。
  • ファイル全体が TOML として読めなければ、すべて既定値を使います。
設定 既定値 内容
dictionaries (書かない) 使う辞書の一覧。辞書の一覧
mode_indicator true モードが切り替わったとき、カーソルの近くに「かな」「ABC」を出すか
[marks] 下を見る 未確定文字列の印
[romaji] tables ["full-width", "hepburn", "kunrei", "input-aids", "z-symbols"] 重ねるローマ字の表。ローマ字の表
[romaji] keep_unfinished true 読みの外で確定するとき、かなにならないローマ字の打ちかけを打ったとおりに残すか。表にないとき
[control] port (書かない) 外からの操作を待つポート。外からの操作
[ranking] model v0.9.0 から true 候補を並べ替えのモデルで並べるか。モデルを使わずに並べる
[files] custom・[files] selections v0.9.0 から (設定のフォルダの中) ユーザーカスタム辞書と、何度も選んだ候補の記録の場所。[files.macos] などで OS ごとにも書ける。打った語を含むファイルをほかの場所に置く
[functions] disabled [] 使わない関数。関数を足す
[keys] pass_while_composing [] ここに書いた修飾キー("cmd"・"ctrl"・"alt")付きで割り当てのないキーを、入力中は確定してからアプリに渡す
[keys] send_except [] ふだんの置き換えをしないアプリ。キーを置き換えないアプリ
[keys] tap_timeout_ms 300 単独押しとみなす、押してから離すまでの長さ(ミリ秒)
[keys] abc_on_capital v0.6.0 から true かなモードで大文字を打ったら、ABC モードに切り替えてその大文字を打つか。大文字で ABC モードへ
[keys.*] 既定のキー キーバインド。キーバインド

Kanaemi は、今の場面を色や下線ではなく、印の文字で示します。どの印も好きな文字に変えられます。印は空でない文字列で書き、改行とタブは含められません。

[marks]
reading = "›" # 読みの前
candidate = "»" # 候補の前
okurigana = "*" # 送り仮名の始まり
registration = " « " # 読みと登録する文字列の間
cursor = "|" # 読みの途中のカーソル(末尾のときは出さない)
hold = "" # 押さえたままか決まるまで、末尾に出す
印 例
読み ›かんじ
候補 »漢字
送り仮名の始まり ›か*く
登録 »きしゃ « 記者
カーソル ›かん|じ
押さえたまま(hold = "_" のとき) ›かん_j

hold は、押さえたまま に割り当てたキーを押したとき、押さえたままか単独で押したのかが決まるまで、未確定文字列の末尾に出す印です。押さえたまま打って待っている文字は、印の後ろに続きます。hold だけは空にでき、既定は空です。空のときは、見えない幅のない文字(U+200B)を置きます。

次の例では、何も打っていないときのモードの切り替えを、左右の Shift から Ctrl+J(かなモードへ)と Ctrl+L(ABC モードへ)に替えています。SKK に近い割り当てです。

[keys.abc]
"right-shift#tap" = "@none"
"ctrl+j" = "@kana"
[keys.kana]
"left-shift#tap" = "@none"
"ctrl+l" = "@abc"

キーの書き方は キーバインド にあります。