設定のフォルダ
Kanaemi の設定、辞書、登録した語は、すべて 1 つのフォルダに入っています。このフォルダを別のマシンにコピーすれば、同じ設定で使えます。
| OS | 場所 |
|---|---|
| macOS | ~/Library/Application Support/kanaemi/ |
| Windows | %APPDATA%\kanaemi\ |
| Linux | $XDG_CONFIG_HOME/kanaemi/(なければ ~/.config/kanaemi/) |
フォルダがなければ、Kanaemi が作ります。
| ファイル | 中身 |
|---|---|
config.toml |
設定ファイル |
custom.tsv |
ユーザーカスタム辞書。登録した語 と、出さないようにした語が入る |
dictionaries/ |
辞書 のファイル。中にフォルダを作ってもよい |
romaji/ |
自分で書いた ローマ字の表 |
functions/ |
自分で書いた 関数(Luau のファイル) |
ranking.model |
並べ替えのモデル。基本辞書と組で入る。なくてもよい |
selections.tsv |
何度も選んだ候補 の記録。Kanaemi が作る |
利用者が打った語を含むファイル(custom.tsv・selections.tsv)は、Kanaemi が持ち主だけ読み書きできるようにして作ります。この 2 つは、ほかの場所にも置けます。
打った語を含むファイルをほかの場所に置く
Section titled “打った語を含むファイルをほかの場所に置く”ユーザーカスタム辞書(custom.tsv)と、何度も選んだ候補の記録(selections.tsv)は、設定のフォルダの外にも置けます。たとえばユーザーカスタム辞書を iCloud Drive などの同期フォルダに置けば、ほかのマシンでも同じ登録を使えます。設定のフォルダごと同期しなくても済むので、マシンごとの記録や、別に管理している config.toml は混ざりません。
設定ファイル の [files] に、それぞれのファイルの場所を書きます。
[files]custom = "~/Sync/kanaemi/custom.tsv"selections = "selections.tsv"- 絶対パスか、設定のフォルダからの相対パスで書きます。先頭の
~はホームフォルダです。 - 書かなければ、設定のフォルダの
custom.tsv・selections.tsvです。
同期フォルダの場所が OS ごとに違うときは、[files.macos]・[files.windows]・[files.linux] に書きます。動いている OS の表が、[files] に勝ちます。書いていないファイルは [files] の場所のままです。
[files.macos]custom = "~/Library/Mobile Documents/com~apple~CloudDocs/kanaemi/custom.tsv"
[files.windows]custom = "~/iCloudDrive/kanaemi/custom.tsv"- 場所を変えても、前の場所のファイルは動かしません。今の
custom.tsvを使い続けるなら、新しい場所へ自分で移してください。新しい場所にファイルがなければ、空から始めます。 - 書いたフォルダがなければ、Kanaemi はフォルダを作りません。そのあいだは空として扱い、登録した語や選んだ候補はその場では効きます。フォルダができたら、そこに書きます。
- フォルダがない・読めない・書けないときは、設定アプリ の「辞書」がそう示します。
- 設定のフォルダのほかのファイルの場所と、
dictionaries・romaji・functionsフォルダの中には置けません。2 つのファイルを同じ場所にもできません。拡張子が.lockのファイルにもできません。書けば、その設定は飛ばします。 - 書き換えるときに使う作業用のファイル(
.lockなど)は、そのファイルと同じフォルダに作ります。 - 別のマシンで同じときに登録したときの食い違いは、同期の仕組みに任せます。
- iCloud Drive の「Mac のストレージを最適化」が有効だと、ファイルの中身が Mac から消されることがあります。そのあいだ、Kanaemi は登録した語を読めません。同期フォルダのファイルは、マシンに残しておく設定にしてください。
ファイルを変えたとき
Section titled “ファイルを変えたとき”ファイルを書き換えたら、入力欄をクリックし直してください。Kanaemi は、入力欄にフォーカスが入るときに、変わったファイルだけを読み直します。Kanaemi を起動し直す必要はありません。
うまく動かないときは、ログを見ると手がかりがあります。ログは設定のフォルダの外にあります。
| OS | 場所 |
|---|---|
| macOS | ~/Library/Logs/kanaemi.log |
| Windows | %LOCALAPPDATA%\kanaemi\kanaemi.log |
| Linux | $XDG_STATE_HOME/kanaemi/kanaemi.log(なければ ~/.local/state/kanaemi/kanaemi.log) |
設定アプリ でも、ログの末尾を見られます。
ログには、Kanaemi に届いたキーと、Kanaemi がそれにどう応えたかを書きます。打った文字(読み・候補・確定した文字列・文字のキー)は、ひらがな・カタカナ・漢字・英字・数字の種類だけを残して伏せます。ファイルの場所は、ホームフォルダを ~ と書きます。不具合の報告にログを付けても、打った語や名前は伝わりません。ただし、自分で書いた関数 が print で出したものは、そのまま書きます。
ログは大きくなると新しく書き始め、それまでのログをいくつか残します。