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表記の置き場所

置き場所は、辞書の項目の表記のうち、変換のたびに関数を呼んで埋める部分です。読みの数を好きな書き方で書ける(数を含む語)ほか、今日の日付のように、変換するたびに値の変わる語も書けます(日付や時刻を打つ)。

{}こ {kanji}個
{}がつ{}にち {-:date %Y}年{0:kanji}月{1:kanji}日
きょう {-:date %Y-%m-%d}
{位置:関数 引数}
  • 位置:関数に渡すもの(変換元)を選びます。数字なら、読みの数を前から 0, 1, 2 … と数えたその番号の数。空なら次の数(位置を省いた置き場所だけで数える)。- なら読み全体。
  • 関数:呼ぶ関数の名前。空なら、変換元をそのまま書きます。
  • 引数:関数の名前の後ろの最初のスペースより後ろ、} の前までの文字列。スペースがなければ、引数はありません。{・}・\ は \{・\}・\\ と書きます。
  • : のない {関数 引数} は、{:関数 引数} と同じです。
書き方 意味
{} 次の数をそのまま書く
{kanji}・{:kanji} 次の数を kanji で書く
{1:kanji} 2 つ目の数を kanji で書く
{1:} 2 つ目の数をそのまま書く
{-:} 読み全体をそのまま書く
{-:date %Y-%m-%d} date に、読み全体と %Y-%m-%d を渡す

読みには数の置き場所 {} だけを書き、位置・関数・引数は書きません。

次の行は無効です。

  • 位置の番号が、読みの {} の数以上。
  • 位置を省いた置き場所が、読みの {} より多い。
  • 位置が、数字・-・空のどれでもない。
  • 関数には、変換元を打ったまま渡します。数字を半角にするなどの変換はしません。
  • 関数がないとき、失敗したとき、値を返さなかったときは、その項目から候補を作りません。
  • 送り仮名を示して変換したときは、置き場所のある語から候補を作りません。
  • 確定の記録には、埋めたあとの表記ではなく、置き場所のままの項目を残します。埋めた値が変わっても(日付が変わっても、別の数を打っても)、同じ項目には同じ記録が効きます。

Kanaemi に入っている関数です。設定 の [functions] disabled に "builtin:名前" と書くと使わなくなり、同じ名前の関数を 自分で足す と、そちらを使います。

どれも引数を使わず、変換元が数でなければ候補を作りません。

名前 書き方 例(12) 例(2026)
(なし) 打ったまま 12 2026
half-num 半角の数字 12 2026
wide-num 全角の数字 12 2026
kanji-num 漢数字を 1 けたずつ。0 は 〇 一二 二〇二六
kanji 位取りした漢数字 十二 二千二十六
daiji 位取りした大字 壱拾弐 弐千弐拾六
grouped-num 3 けたごとに , を入れた半角の数字 12 2,026
名前 書くもの 例
wareki 数を西暦の年として、和暦で書く。その年の大晦日の元号で数える。引数に 1-1 のように月日を書くと、その日の元号で数える {wareki}年(2019)→ 令和1年、{wareki 1-1}年(2019)→ 平成31年
seireki 数を、引数の元号の年として、西暦で書く {seireki 令和}年(8)→ 2026年
eto 今年の干支。引数を 支 にすると十二支だけ 丙午・午

date は、いまの日時を引数の書式で書きます。引数がなければ %Y-%m-%d です。書式の前に +1・-2 と書くと日をずらし、+1y・-1y と書くと年をずらします({-:date +1 %Y-%m-%d} は明日)。

書式 書くもの 例
%Y 年 2026
%m・%d 月・日(2 けた) 03・07
%-m・%-d 月・日 3・7
%H・%M・%S 時・分・秒(2 けた) 09・05・00
%-H・%-M 時・分 9・5
%-I・%p 12 時間制の時、午前か午後 9・午前
%a 曜日 水
%E・%N 元号、元号の年 令和・8
%z・%:z UTC との時差 +0900・+09:00
%s 1970-01-01(UTC)からの秒 1791331200
%% % %

書式のほかの文字は、そのまま書きます。

名前 書くもの
uuid UUID(第 4 版)
ulid ULID
random 引数の 2 つの数のあいだの整数を 1 つ({-:random 1 6})
choice 引数にスペースで区切って並べた語から 1 つ({-:choice 表 裏})