ローマ字の表
かなモードで打った文字を何にするかは、ローマ字の表で決まります。Kanaemi は、いくつかの表を上から順に重ねて 1 つの表にします。
用意された表
Section titled “用意された表”| 名前 | 中身 |
|---|---|
full-width |
英字を除く ASCII の印字可能な文字を全角にする |
hepburn |
ヘボン式 |
kunrei |
訓令式 |
input-aids |
ヘボン式と訓令式では書き分けられない字や書けない字と、日本語の句読点 |
z-symbols |
z に続けて打つ記号 |
azik |
AZIK。ふつうのローマ字の表に重ねて使う |
既定では azik 以外を重ねます。
[romaji]tables = ["full-width", "hepburn", "kunrei", "input-aids", "z-symbols"]書いた一覧が、既定の重ね方の代わりになります。同じ入力の規則がいくつかの表にあれば、後に書いた表のものが使われます。
azik を使うときは、; の割り当てを変える必要があります。キーバインド を見てください。
自分の表を足す
Section titled “自分の表を足す”設定のフォルダ の romaji フォルダに表のファイルを置き、一覧にファイル名で書きます。用意された表と同じ名前なら、用意された表を使います。
[romaji]tables = ["full-width", "hepburn", "kunrei", "input-aids", "z-symbols", "my.tsv"]表は、1 行に 1 つの規則をタブで区切って書きます。! で始まる行は、それまでの表にあった規則を消します。
# 自分の表z- 〜wi ゐwe ゑ!1書き方の詳しいことは ローマ字の表の形式 にあります。
表にないとき
Section titled “表にないとき”打った文字がどの規則にもならないときは、次のように扱います。
nに続けて打った文字で規則が作れなければ、nは「ん」(nka → んか)。確定のときに残ったnも「ん」。- 母音と
n以外の同じ英小文字を 2 つ続けると「っ」(kka → っか)。 - どの規則にもならない英小文字は捨てる。ただし、読みの外で確定するときに残った打ちかけは、打ったとおりに確定する(arew のあと確定すると「あれw」)。
- 表にない文字(英大文字を含む)は、打ったとおりに確定する。
読みの外の打ちかけも捨てる
Section titled “読みの外の打ちかけも捨てる”読みの外の打ちかけも捨てたいときは、keep_unfinished を false にします(arew で「あれ」)。読みの中の打ちかけは、いつも捨てます。
[romaji]keep_unfinished = falseSpace を表で決める
Section titled “Space を表で決める”規則の入力には、空白も書けます。かなモードで打つ Space は、表に空白を入力に含む規則があれば、文字のキーと同じに表を通ります。SKK のように z に続けた Space で全角の空白を打つなら、入力を「z と空白」、出力を「全角の空白」にした規則を書きます。
- 空白を入力に含む規則が表にあると、何も打っていないかなモードの Space も表を通ります。どの規則にもならない空白は、表にない文字と同じく、打ったとおりに確定します。
- 読みや候補を選んでいるときの Space は、ふだんどおりキーの割り当て(変換・次の候補)に働きます。
- ただし、ローマ字の打ちかけの続きとして規則を作るキーは、Space に限らず、キーの割り当てより先に表を通ります。読みの中でも、z を打ったあとの Space は、変換ではなく、その規則を打ちます。