機能
キーバインド で、キーに割り当てられる機能です。設定ファイルでは、各機能の見出しの下にある名前に @ を付けて書きます(@next)。
同じ機能でも、場面によってはたらきが変わります。場面は次のとおりです。
- 読み:読みを打っているとき
- 補完:読みの 補完 の一覧が出ているとき
- 候補:候補を選んでいるとき
- 登録:語を登録しているとき(登録する文字列を打っているとき)
- 何も打っていない:かなモードか ABC モードで、未確定文字列がないとき
どの場面で使えるか
Section titled “どの場面で使えるか”○ の場面で割り当てられます。「かな」は、何も打っていないときのうち、かなモードでだけ使えるものです。
| 機能 | 読み | 補完 | 候補 | 登録 | 何も打っていない |
|---|---|---|---|---|---|
| 次の候補 | ○ | ○ | ○ | — | — |
| 前の候補 | ○ | ○ | ○ | — | — |
| 確定する | ○ | ○ | ○ | ○ | — |
| 取り消す | ○ | ○ | ○ | ○ | — |
| 前の文字を消す | ○ | ○ | ○ | ○ | — |
| 後ろの文字を消す | ○ | ○ | — | ○ | — |
| カーソルを動かす | ○ | ○ | — | ○ | — |
| かなの形にして選ぶ | ○ | ○ | ○ | — | — |
| 英数の形にして選ぶ | ○ | ○ | ○ | — | — |
| 形にして確定する | ○ | ○ | ○ | — | — |
| 登録する | ○ | ○ | ○ | — | — |
| 候補を出さないようにする | — | — | ○ | — | — |
| 並べ替えのモデルを切り替える | — | — | ○ | — | — |
| 番号で選ぶ | — | ○ | ○ | — | — |
| ページを送る | — | ○ | ○ | — | — |
| 補完する | ○ | ○ | ○ | — | — |
| ABC モードへ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| かなモードへ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 読みを始める | ○ | ○ | ○ | ○ | かな |
| 打ったかなを読みに戻す | ○ | — | — | — | かな |
| 確定を選び直す | — | — | — | — | かな |
補完の一覧が出ているあいだは、[keys.completion] の割り当てを先に見ます。そこに割り当てのないキーと、下で補完のはたらきを書いていない機能は、読みを打っているときと同じに働きます。
next
- 読み:変換して、最初の候補を選びます。読みが空なら何もしません。
- 候補:次の候補を選びます。最後の候補の次は、語を登録する場面へ移ります。
previous
- 読み:変換して、最後の候補を選びます。
- 候補:前の候補を選びます。最初の候補の前は、最後の候補です。
select-1〜select-9
- 補完:出ているページの、その番号の読みに置き換えます。
- 候補:出ているページの、その番号の候補を確定します。その番号の候補がなければ、何もしません。
ページを送る
Section titled “ページを送る”next-page・previous-page
- 補完:次・前のページの最初の読みに置き換えます。端の先は、打ったままの読みです。
- 候補:次・前のページの最初の候補を選びます。最後のページの次は最初のページ、最初のページの前は最後のページです。
かなの形にして選ぶ
Section titled “かなの形にして選ぶ”hiragana・katakana・half-katakana
- 読み:変換して、読みをひらがな・カタカナ・半角カタカナにした候補を選びます。
- 候補:その形の候補を選びます。
英数の形にして選ぶ
Section titled “英数の形にして選ぶ”full-alphanumeric・alphanumeric
- 読み:変換して、読みを打ったキーの全角・半角の英数にした候補を選びます。
- 候補:その形の候補を選びます。
確定する・取り消す
Section titled “確定する・取り消す”commit
- 読み:読みをかなのまま確定します。
- 補完:補完の一覧を閉じます。読みを確定するのは、そのあとにもう一度押したときです。
- 候補:選んでいる候補を確定します。
- 登録:登録して、確定します。
形にして確定する
Section titled “形にして確定する”commit-hiragana・commit-katakana・commit-half-katakana・commit-full-alphanumeric・commit-alphanumeric
cancel
- 読み:読みを取り消して、かなモードへ移ります。
- 補完:補完の一覧を閉じます。読みを取り消すのは、そのあとにもう一度押したときです。
- 候補:読みの場面へ戻ります。補完した読みを変換していたときは、補完の一覧へ戻ります。
- 登録:登録せずに、読みの場面へ戻ります。
確定を選び直す
Section titled “確定を選び直す”undo-commit
- 何も打っていない(かなモード):直前に確定した候補を、候補の場面に戻します。戻せる確定がなければ、キーをアプリに渡します。使い方は 確定した候補を選び直す にあります。
消す・動かす
Section titled “消す・動かす”前の文字を消す
Section titled “前の文字を消す”backspace
- 読み・登録:カーソルの前の 1 文字を消します。
- 候補:読みは消さずに、読みの場面へ戻ります(取り消す と同じ)。選び直しているときも、読みの場面へ戻ります。
後ろの文字を消す
Section titled “後ろの文字を消す”delete
- 読み・登録:カーソルの後ろの 1 文字を消します。
カーソルを動かす
Section titled “カーソルを動かす”left・right・home・end
- 読み・登録:カーソルを左・右・先頭・末尾へ動かします。
読み・補完・登録
Section titled “読み・補完・登録”読みを始める
Section titled “読みを始める”begin
- 読み:送り仮名の始まりを付けます。読みが空なら、読みをやめて、割り当てたキーの文字を打ちます(文字を打たないキーなら、読みをやめるだけです)。
- 候補:選んでいる候補を確定して、次の読みを始めます。
- 登録:登録する文字列の中で、読みを始めます。
- 何も打っていない(かなモード):読みを始めます。
complete・complete-previous
- 読み:読みを、それで始まるより長い読みに置き換えます。続けて押すと、次(
complete-previousは前)の読みに置き換えます。 - 補完:次(
complete-previousは前)の読みに置き換えます。 - 候補:読みの場面へ戻って、補完を続けます。
使い方は 読みを補完する にあります。
打ったかなを読みに戻す
Section titled “打ったかなを読みに戻す”reread-kana
- 読み:読みに戻したばかりの読みなら、最初のかなを確定して、残りを読みにします。
- 何も打っていない(かなモード):打ったばかりのかなを入力欄から消して、読みに戻します。戻せるかながなければ、キーをアプリに渡します。
読みを始め忘れたときに使います。使い方は 打ったかなを読みに戻す にあります。
register
- 読み・候補:その読みで、語を登録する場面へ移ります。
クリップボードから貼る
Section titled “クリップボードから貼る”paste
- 登録:クリップボードの文字列を、登録する文字列のカーソルの位置に貼ります。
アプリのメニューやアプリ自身の貼り付けのキーで貼った文字列は、登録する文字列には入りません。使い方は ほかの所から写して登録する にあります。
候補を出さないようにする
Section titled “候補を出さないようにする”forget
- 候補:選んでいる候補を、以後出さないようにします。1 度目は確かめるだけで、もう一度押すと出さなくなります。
並べ替えのモデルを切り替える
Section titled “並べ替えのモデルを切り替える”toggle-model
- 候補:並べ替えのモデル を使うかどうかを切り替えて、選んでいる候補のまま並べ直します。
切り替えは、Kanaemi が動いているあいだ、以後の変換にも効きます。設定の [ranking] model を変えると、その値に戻ります。
モードを切り替える
Section titled “モードを切り替える”ABC モードへ
Section titled “ABC モードへ”abc
- 読み:読みをかなのまま確定して、ABC モードへ移ります。
- 候補:選んでいる候補を確定して、ABC モードへ移ります。
- 登録:ABC モードへ移ります。登録する文字列を英字で打てます。
- 何も打っていない:ABC モードへ移ります。
かなモードへ
Section titled “かなモードへ”kana
- 読み・候補:何もしません(かなモードのままです)。
- 登録:かなモードへ移ります。
- 何も打っていない:かなモードへ移ります。
細かい決まり
Section titled “細かい決まり”- 登録の場面の中で読み・候補の場面に入っているあいだは、その場面のはたらきが先に働きます。
- 何も打っていないときに割り当てたキーは、ローマ字の表より先に機能として働きます。ただし、ローマ字の打ちかけの続きになるキーは、表を先に通します(下の決まり)。
- ローマ字の打ちかけだけがあるときは、
backspaceとcancelは打ちかけに働きます。beginは打ちかけを確定してから読みを始め、abcは打ちかけを確定して ABC モードへ移り、kanaは何もせず、reread-kanaは何も打っていないときと同じに働きます。ほかの機能のキーは、打ちかけを確定してからアプリに渡します。かなにならない打ちかけをどうするかは、ローマ字の表 の決まりによります。 - 登録する文字列にローマ字の打ちかけがあるときも、
backspaceとcancelはまず打ちかけに働きます。cancelは打ちかけを捨て、登録はやめません。 - 読みの外でも中でも、ローマ字の打ちかけの続きとして ローマ字の表 の規則を作る文字のキー(Space を含む)は、割り当てより先に表を通します。押さえたままの割り当ても働きません。たとえば表に
zの規則があれば、z のあとの Space は変換ではなく、その規則を打ちます。